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タイトル [1542][TENNIS FAN] 全日本特集 #7 女子単準決勝は桑田―今西、加藤―大前。男子単では18歳の綿貫が守屋を下す番狂わせ
配信日時 2016年10月27日19時00分00秒
配信数 13503

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━━━━━━━━ 三菱 全日本選手権 特集増刊号 2016/10/27 #7 ━━━━━━
                            
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【10月27日 第6日】
女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの桑田寛子(島津製作所)、第2
シードの加藤未唯(佐川印刷)、第3シードの大前綾希子(島津製作所)ととも
に第12シードの今西美晴(島津製作所)が勝ち上がった。準決勝は桑田―今西、
加藤―大前の対戦となる。男子シングルス3回戦では、第1シードの守屋宏紀
(北日本物産)が、18歳の綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)にスト
レート負けする波乱があった。男子もベスト8が出そろって、準々決勝は第2
シードの内山靖崇(北日本物産)と第12シードの高橋悠介(フリー)、第3シー
ドの関口周一(Team REC)と第11シードの江原弘泰(日清紡ホールディ
ングス)、第5シードの竹内研人(北日本物産)と第14シードの綿貫陽、第15
シードの小ノ澤新(イカイ)とノーシードの諱五貴(明治大)という顔合わせに
なった。

◇18歳の綿貫が、11年覇者で第1シードの守屋を破る番狂わせ--------------◇

[男子シングルス3回戦]
○綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー) 6-3,6-2 
●守屋宏紀(北日本物産)

■守屋のフラット系のボールが何度もネットの白帯を叩いた。ショットの精度に
定評のある守屋だが、彼らしくないミスが続く。18歳のホープが第1シードに挑
んだ注目のカードは、予想外の展開になった。守屋のサービスブレークで始まっ
たこの試合。3−1からの綿貫のサービスゲームでも2度、ブレークポイントが
あったが、これをしのいだ綿貫が5ゲーム連取で第1セットを6−4で奪う。守
屋のギアは上がらず、流れは最後まで変わらなかった。

■守屋は「出だしはいい感覚だったが、数ゲームやっていくうちに体の切れがな
いのを感じてしまい、そこからパフォーマンスが落ちてしまった」と苦しんだ試
合を振り返った。先週は中国・寧波のATPチャレンジャーで準優勝。帰国後、
初めて会場に入ったのが、初戦が組まれた25日だった。「タイトなスケジュール
でやっていて、シーズンも終盤、疲れはどうしても残っている」。体が動かなけ
れば、気持ちも充実してこない。思うようにならない自分の体とショットに「い
らだちもあった」と明かした。

■11年に一度、全日本のタイトルを手にしている守屋。今大会への出場は「正直、
難しい決断だった」と打ち明けた。166位の世界ランクを上げることが差し迫った
目標だ。「以前はどうしてもほしいタイトルだった。今回、決してモチベーショ
ンがなかったわけではないが、(意欲をかき立てる)理由を探すのが難しかった」。
厳しい日程の中、心身両面の準備不足は隠せなかった。

■第1シードを破る快挙にも綿貫は「そこまで調子はよくなかった」と、浮かれ
たところはない。「守備が多くなってしまった。打っていくボールの質もよくな
かった」と反省の言葉を続けた。自己採点が厳しいのは、もともと「自分が勝つ
という自信を思って入った」からか。相手の強行日程も分かっていたし、自身の
好調も自覚していたのだろう。しかも、「相手をよく見れていて、何が嫌なのか
も見えていた」。当たって砕けろ、ではなく、勝利を見据えて臨み、その通りの
結果を出すのだから、この18歳、ただ者ではない。

■「強くてタフな選手ばかりで大変だが、今日の勝ちにそこまで満足できていな
い。次の試合の準備はできているので、勝つという目標をブラさず、最後まで戦
いたい」。大会の主役に躍り出た新鋭が、完全燃焼を宣言した。(秋山 英宏)

◇前年覇者の桑田が、二宮を押し切り4強入り----------------------------◇

[女子シングルス準々決勝]
○桑田寛子(島津製作所) 6-4,6-3 ●二宮真琴(橋本総業ホールディングス)

■第1シードの桑田が総合力の高さをアピールした。「テーマはラケットを振り
切ること」と話していた相手の二宮は、フルパワーの強打で攻めてきた。「気持
ちよくさせると怖い相手なので、チャンスがあればプレッシャーをかけるように
した」という桑田は、二宮の強打をきっちり返球する一方で、相手の甘いショッ
トは見逃さずにオープンサイドを攻めた。

■試合は強引とも思える強打を続けた二宮がミスを重ねた格好だが、桑田が簡単
にウイナーを決めさせず、二宮を振り回して無理なショットを打たせた結果だっ
た。第1セットではファーストサーブの入りが悪くブレーク合戦になったが、第
2セットでサーブを修正して6−3と押し切ったところは、桑田の修正能力の高
さだろう。

◇第3シードの大前が逆転で鮎川を下し準決勝へ--------------------------◇

[女子シングルス準々決勝]
○大前綾希子(島津製作所) 3-6,6-3,7-6(1) 
●鮎川真奈(橋本総業ホールディングス)

■大前が第3セット、1−5から相手サーブを3度ブレークして6−5とひっく
り返した。第12ゲームでブレークバックを許して6−6と追いつかれたが、タイ
ブレークは7−1で圧倒した。強打の攻めが持ち味の大前だが、パワーヒッター、
鮎川との打ち合いでは粘り強くラリーを続けるしぶとさも見せた。「初めて第3
シードがついて、シードを守りたいという気持ちがあったので、ベスト4に入っ
てほっとしている。ここからは挑戦者としてプレーできる」。準決勝の相手は第
2シードの加藤になる。「(守備力のある)彼女は鉄壁の『壁』だと思うが、う
まく自分の攻撃パターンで攻めていきたい」。昨年の全日本はけがで欠場してい
ただけに、この大会にかける思いはひとしお強い。

◇13年大会準優勝の今西が喜島を振り切りベスト4入り--------------------◇

[女子シングルス準々決勝]
○今西美晴(島津製作所) 7-6(6),4-6,6-1 ●喜島瑞乃(フリー)

■「自分の持ち味の速い攻撃が最後までできなかった。次につながる試合ではな
かった」。決勝まで進んだ13年大会以来のベスト4進出だったが、試合後の今西
の表情はさえなかった。序盤から主導権を喜島に握られていた。強引と思えるほ
どフォアハンドに回り込んで強打を打ち込んでくる喜島の攻めで、守勢に立たさ
れた。第1セットは3−5から粘ってタイブレークに持ち込んで、相手ミスにも
助けられて何とか先取した。第2セットは喜島のフォアに苦しめられて、2度の
ブレークを許して奪われた。

■簡単に終わった第3セットは今西が攻める前に、スタミナ切れした喜島がミス
を重ねた。「(第3セットは)相手のバックに球を集めて、(返球を)前に入っ
て打って決められたらよかったが、相手がミスをした。もっと強い相手には通用
しない」。記者会見で出てくるのは、自分を戒めるような言葉だった。準決勝は
同じ所属で大会連覇を狙う桑田が相手。「最初から最後まで、自分のテニスを貫
くことがポイントになる」と今西は言う。「速いテンポでゲームを支配できたら
チャンスはある」。                     (谷 祐一)

[女子シングルス準々決勝]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○加藤未唯(佐川印刷) 6-1,6-3 ●馬場早莉(フリー)

■加藤未唯の話「第1セットは自分のプレーができた。第2セットの出だしでブ
レークされたが、ワン・ブレークで締められたのはよかった。40−15からブレー
クされたのが反省点です。(準決勝で対戦する)大前さんとは、テニスを始めた
ときに京都のクラブで一緒だった。明日がすごく楽しみです」

[男子シングルス3回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○高橋悠介(フリー) 6-3,6-1 ●志賀正人(GODAIテニスカレッジ)

■高橋悠介の話「1度勝ったことのある相手だったので、余裕をもって入れた。
打ちたいショットをうまく打てないなど、ストレスの多い試合だったが、気持ち
を切らさずにできた。気持ちを強く持って戦えたのが一番の勝因」

[男子シングルス3回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○関口周一(Team REC) 6-3,2-6,7-6(4) 
●綿貫裕介(橋本総業ホールディングス)

■関口周一の話「第1セットは自分のやりたいプレーで進められた。第2セット
からは変な硬さがでてしまった。最終セットは2−4になったところで、自分の
やりたいプレーをあきらめて、勝つために少し下がって守りに徹したプレーを決
断した」

[男子シングルス3回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○小ノ澤新(イカイ) 7-6(6), 6-4 ●仁木拓人(三菱電機)

【第7日のみどころ】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
女子シングルスの準決勝は桑田―今西、加藤―大前

■女子シングルスは準決勝に突入。大会連覇を目指す桑田寛子は同じ島津製作所
に所属する今西美晴と対戦する。90年生まれの桑田と92年生まれの今西は、ジュ
ニア時代も含めて4度対戦があり、対戦成績は2勝2敗と互角だ。ただ、今西は
昨年5月に右足甲を痛め、まだ復活途上にある。準々決勝では苦しみながらフル
セットを勝ち抜いて、3年ぶりにベスト4に進んできた。準々決勝までスキを見
せずに来た桑田を崩すためには、今西が得意とするスピードを生かした速い展開
に持ち込むしかない。

■94年生まれの加藤未唯(佐川印刷)と93年生まれの大前綾希子(島津製作所)
は、ジュニア時代に京都の同じクラブで練習していたというが、プレースタイル
は対照的だ。小柄な加藤はフットワークを生かした固い守備が持ち味で、カウン
ター攻撃も鋭い。一方の大前はフォアの強打を武器にするパワーヒッター。「守
り」の加藤と「攻め」の大前という2人は、昨年のITFで対戦して加藤が勝っ
ている。ただ、そのときの大前は故障あがりで参考にはならないだろう。「盾」
と「矛」の対決は興味深い一戦だ。

■男子シングルスも準々決勝4試合が並ぶ。その中でも江原弘泰(日清紡ホール
ディングス)と関口周一(Team REC)の対戦が面白い。同じ91年生まれ
でジュニア時代からライバル関係にある2人は、14年の全日本でも準々決勝で対
戦があり、そのときは江原が快勝すると、そのまま全日本のタイトルを取ってい
る。1日前にベスト8進出を決めていた江原は、2年前のゲンをかついで「関口
選手に(準々決勝に)来てほしい」と話していたが、「これまでで一番いい状態
で全日本に入っている」という関口は雪辱を期している。18歳の綿貫陽介(グ
ローバルプロテニスアカデミー)は、準々決勝で第5シードの竹内研人(北日本
物産)と対戦する。高校3年の綿貫だが、3回戦で第1シードの守屋宏紀(北日
本物産)を破って優勝候補の一角に躍り出た。勝ち上がれば13年大会で準優勝
だった西岡良仁(ヨネックス)以来の高校生4強となる。    (谷 祐一)
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[第91回 三菱 全日本テニス選手権]
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