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タイトル [1543][TENNIS FAN] 全日本特集 #8 女子決勝は大前−今西の対決に。男子は内山、綿貫陽らが4強入り
配信日時 2016年10月28日21時00分00秒
配信数 13513

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━━━━━━━━ 三菱 全日本選手権 特集増刊号 2016/10/28 #8 ━━━━━━
                            
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◇女子決勝は大前−今西の対決に。男子は内山、綿貫陽らが4強入り--------◇

【10月28日 第7日】
女子シングルスは準決勝を行った。第12シードの今西美晴(島津製作所)は第1
シードの桑田寛子(島津製作所)をストレートで破り、準優勝した13年以来、2
度目の決勝進出を決めた。第3シードの大前綾希子(島津製作所)は第2シード
の加藤未唯(佐川印刷)を3セットで振り切った。大前は初の決勝進出。男子シ
ングルスは準々決勝4試合を行い、第2シードの内山靖崇(北日本物産)、第3
シードの関口周一(Team REC)、第14シードの綿貫陽介(グローバルプロテニス
アカデミー)、第15シードの小ノ澤新(イカイ)がベスト4入りした。準決勝は
綿貫−小ノ澤、関口−内山の顔合わせ。前年覇者の内山は3年連続4強入り。過
去2年連続ベスト8の小ノ澤は初めて準々決勝の壁を破った。関口と綿貫も初の
準決勝に臨む。

◇接戦を楽しんだ大前が、3セットで加藤を振り切る----------------------◇

[女子シングルス準決勝]
〇大前綾希子(島津製作所) 6-3,4-6,6-1 ●加藤未唯(佐川印刷)

■第2シードと第3シードの激突は2時間42分の熱戦になった。加藤がセット
オールに追いついた第2セットは、1時間13分を要した。1ポイントの決着に時
間がかかり、デュースを繰り返す長いゲームも多かった。ブレークポイントは加
藤に16回、大前に13回あった。どちらが大事なポイントを取って競り合いを抜け
出すか。先の読めないスリリングな展開が続く。第1セットはワンブレークで決
着、大前が取った。第2セットは逆にブレーク合戦となり、加藤が制した。

■分岐点となったのは、第3セットの立ち上がりだった。第1ゲームは加藤が
40−15としたが、大前がブレーク。第2ゲームは30−30からキープで大前が2−
0とした。「いい流れだなと思った」と大前。打ち急いでミスが増えた第2セッ
トの嫌なムードを断ち切ると、最後は4ゲーム連取と圧倒した。

■会見場に現れた大前は「自分のテニスを貫こうと思い、打ちきりました」と笑
顔だった。苦しい時間帯も長かったはずだが、そこでもしきりに笑顔を見せてい
た。「コロシアムは特別なコート。皆さんの前でいいプレーができると楽しく
なってきちゃって。なんでこんなにデュースが長いんだろうと、自分でも面白く
なってきて」。接戦を楽しんだ大前が、初タイトルに一歩近づいた。

■加藤は「第2セットは前でカットしたり、短くポイントを終わらせることがで
きていたが、ファイナルセットは発想が出てこなかった。受け身になった」と悔
やんだ。ハードヒッターで積極的に仕掛けるタイプだが、大前の思い切りのいい
プレーに、後手に回る場面が多かった。「(ブレークポイントを握り)あそこで
取れたら、というのが何回もあるが、そこも実力かなと思う」と潔かった。
                             (秋山 英宏)

◇今西が第1シードの桑田を下し、3年ぶりの決勝進出--------------------◇

[女子シングルス準決勝]
〇今西美晴(島津製作所) 6-4,6-3 ●桑田寛子(島津製作所)

■今西が軽快なフットワークを生かした守備力で、3年ぶりとなる決勝進出を勝
ち取った。得意の速い展開で桑田を振ってウイナーを奪う場面もあったが、大半
の時間は桑田にラリーで主導権を握られていた。ただ、「フットワークには自信
がある」という今西が最後まであきらめずにボールを追いかけて返球して、桑田
のミスを誘った。

■守勢に立たされながらも、「自分のやるべきことに集中して戦えた」と今西は
振り返る。相手が攻勢にでてきたら粘り強く返球し、チャンスにはコートの中に
入って早いタイミングで強打を打ち込んだ。「先に仕掛けられた感はあったが、
そこは我慢してできた」という今西が、好守にメリハリのついたプレーを最後ま
でやり切った。

■敗れた桑田は「負けるときはこういうパターンが多い」と悔しがった。攻撃的
なショットで主導権を握り今西を振り回し何度もウイナーを奪った。ただ、しつ
こく返球されてラリーが長くなると、フィニッシュであせりからミスがでた。
「ラリーの回数が長くなって、我慢しなければいけない部分もあったが、最後の
最後にミスしてしまい、相手を楽にしてしまった。いいプレーをしていた時間も
あったが、無理をした時間がたくさんあって、それで負けてしまった」。

■「攻めるだけではダメだが、守っているだけでもしょうがない」と桑田は言う。
だから、大会を通じて攻撃的なプレーを心がけた。「ただ、今日はそれが過ぎて
しまった。本当に勝ちたいところでは、我慢もしないといけない。難しいけれど、
それが課題です」。桑田が連覇を逃した大会を振り返った。   (谷 祐一)

◇ライバル対決は関口が14年覇者の江原を破る----------------------------◇

[男子シングルス準々決勝]
〇関口周一(Team REC) 6-4,6-1 ●江原弘泰(日清紡ホールディングス)

■全国小学生選手権の初対戦から何度も顔を合わせている二人。プロ転向後の対
戦成績も4勝4敗。全日本に関してのみ、14年に優勝経験のある江原が、8強止
まりの関口に差をつけている。今大会のシード順では関口が上、しかし二人の戦
いに、それは無関係。「真っ向勝負になる」と関口は予想していた。

■関口のサーブで始まった第1ゲームは、5度のブレークポイントをしのいで
キープ。関口は「あそこがヤマだった。落としていたら確実に流れが悪くなって
いた」。両者の持ち味は、ベースラインから早い展開で仕掛ける関口に、鉄壁の
守備力で拾い、カウンターを狙う江原だが、この日の関口は積極的にネットに出
た。「同じ所属先の鈴木貴男さんに指導を受けて、戦術の幅を広げるために、出
るべきときは積極的にネットに出ようと」。

■現在の調子の差がそのままスコアにつながり、決着がついた。1時間20分は粘
り強さに定評のある二人の試合にしては短く感じられるが、このライバル対決は
案外、短時間で終わることも多い。準決勝で内山と当たる関口は「圧倒的に分が
悪い(5連敗中)。手の内は分かっているので、思い切りやりたい」と前を向い
た。                           (小島 宣明)

[男子シングルス準々決勝]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〇内山靖崇(北日本物産) 6-3,6-4 ●高橋悠介(フリー)

■内山靖崇の話「相手はフォアを中心にアグレッシブにプレーしてきた。僕が我
慢する展開が多かったが、しっかり先輩らしさは出せた。全体的にまとめられて
よかった」

[男子シングルス準々決勝]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〇綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー) 6-2,6-4 ●竹内研人(北日本物産)

■綿貫陽介の話「第1セットは自分のペースで進められて、いい流れで取ること
ができた。第2セットは気持ちに余裕がなくなってしまって、最初、リードされ
る場面もあったが、しっかり修正できてセットを取りきれた」

[男子シングルス準々決勝]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〇小ノ澤 新(イカイ) 6-4,6-7(4),6-2 ●諱 五貴(明治大学)

■小ノ澤新の話「第2セットは相手が開き直ってプレーしてきた。ファイナル
セットは気持ちが切れかけたが、12月に結婚する相手が応援してくれて、気持ち
を切らさず頑張れた。何とか生活費を稼ぐことができました(笑)。(準決勝は)
最後まで気持ちを切らさず、ファイトするしかない」

【第8日のみどころ】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■女子シングルス決勝は、92年5月生まれの今西美晴(島津製作所)と93年1月
生まれの大前綾希子(島津製作所)という同学年の2人の対決になった。京都生
まれで所属も同じ、さらに昨年は足との手の違いはあるが骨折という大けがを経
験と、共通項が多い。ただ、全日本の決勝は今西が3年ぶり2度目と初めて決勝
に臨む大前に対して一日の長がある。

■前日の準決勝では、今西が第1シードの桑田寛子(島津製作所)を破れば、大
前は第2シードの加藤未唯(佐川印刷)に競り勝っていて、ともに調子は上がっ
ている。フットワークを生かした速い展開を得意とする今西に対して、大前は力
強いショットを武器にするスタイルで、大前のパワーショットが今西の守備を崩
せるかがポイントになりそうだ。7歳の時に京都の市民大会で初めて試合をした
という2人は、公式記録が残る対戦では4勝3敗で大前が勝ち越しているが、最
後の対戦となった13年には今西が2連勝している。

■男子シングルス準決勝では、連覇を目指す内山靖崇(北日本物産)が関口周一
(Team REC)と対戦する。92年生まれの内山と91年生まれの関口は年齢
も近く、練習も重ねているので互いのプレーは知り尽くしている。全日本ジュニ
アの対戦も含めると9勝3敗で内山が大きく勝ち越し、最近は6連勝と圧倒して
いる。サーブ力では内山が勝っているが、今大会の関口は安定したストロークに
積極的にネットプレーを取り入れて、プレーの幅を広げている。18歳の綿貫陽介
(グローバルプロテニスアカデミー)は調子が上がらず「もやもやするところが
ある」という中でプレーしているが、それでも危なげなく4強に上がってきた。
28歳の小ノ澤新(イカイ)は9度目の出場で初めてのベスト4進出。第15シード
とランキングでは第14シードの綿貫が格上になるが、小ノ澤はサウスポーから繰
り出す巧打で若い綿貫のプレーを崩していきたい。       (谷 祐一)
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