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タイトル [1882][TENNIS FAN] 三菱全日本選手権特集 #6 男子単第1シードの伊藤、第4シードの清水らが準々決勝へ。女子単では昨年準優勝の秋田、ノーシードの松田らが8強入り/第6日の見どころ
配信日時 2018年10月31日21時00分00秒
配信数 13855

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━━━━━━━━ 三菱 全日本選手権 特集増刊号 2018/10/31 #6 ━━━━━━
                            
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◇男子シングルス第1シードの伊藤、第4シードの清水らが準々決勝へ
 女子シングルスでは昨年準優勝の秋田、ノーシードの松田らが8強入り----◇

【10月31日 第5日】
男子シングルス3回戦では、第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)が片山翔(伊
予銀行)に快勝、第4シードの清水悠太(三菱電機)も第13シードの山崎純平
(日清紡ホールディングス)を下した。第6シードの田沼諒太(ワールド航空
サービス)と第8シードの関口周一(Team REC)も準々決勝に勝ち上がった。
女子シングルス3回戦では、第7シードで昨年準優勝の秋田史帆(橋本総業ホー
ルディングス)が、第12シードの江口実沙(橋本総業ホールディングス)を圧倒、
ノーシードの松田美咲(亜細亜大)も第14シードの田中優季(安藤証券)に逆転
勝ちしてベスト8に進んだ。

[女子シングルス3回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○秋田史帆(橋本総業ホールディングス)[7] 6-0,6-1 
●江口実沙(橋本総業ホールディングス)[12]

■昨年、準優勝だった秋田が立ち上がりから江口を圧倒した。第2セットの第2
ゲームまで8ゲームを連取。第3ゲームで30−30からフォアのミスが2本続いて
江口にサービスキープをゆるしたが、その後も4ゲームを連取して、わずか45分
で14年大会女王を退けた。持ち味のパワフルなショットで主導権を握った。スラ
イスを交えて緩急もつけ、大柄な江口を左右ばかりでなく前後にも走らせた。6
度あったサービスゲームでは、相手には3点しか許さず得点率は89%。リターン
ゲームでも得点率は67%と攻守にスキがなかった。

■昨年の全日本の後、練習拠点を東京に移した。故障が多かったので「ケガをし
ない1年にする」ことを目標に体作りに力を入れてきた。強打一本やりだったプ
レースタイルも、「我慢すること」を覚えて幅が広がった。「コートの中で我慢
したことがなかったので、どこまで我慢すればいいか加減が分からなかった。そ
のバランスが分かってきた」。夏場までなかなか勝てなかったが、9月頃から調
子が上向いてきた。今は「(新しいスタイルが)少しずつ形になってきて、手応
えがある」と言葉に出来るようになった。

■この大会で引退することを明かしていた26歳の江口は、「もうちょっと出来る
かと思っていたけど、秋田さんのパワーに押されてしまった」と苦笑した。
「(マッチポイントで)バックを打った瞬間、アウトと分かったので、『ああ、
終わった』という感じだった」。センターコートから退場する際、スタンドの
ファンから声をかけられると、サンバイザーを取り、手を振って応えたが、直後
にその手で目頭を拭った。「『お疲れ様』と言われたのがうれしかった」。江口
が最後のシーンを振り返った。今後は「テニスとは関係ない、会社員として普通
に働きます。これまでとまったく違うことをやりたい」。これから何をしたいか
問われると、ちょっと考えた後で、「運動しないこと」と答えた。 (谷 祐一)

[男子シングルス3回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○清水悠太(三菱電機)[4] 6-3,6-2 
●山崎純平(日清紡ホールディングス)[13]

■「相手を自分の思うように動かせた。自分から攻めることができた」という清
水が快勝した。昨年、全米オープン・ジュニアのダブルスで準優勝、大阪市長杯
世界スーパージュニアでシングルスを制したが、四大大会ジュニアのシングルス
で思うような成績が出ず、「これじゃダメなのかな」とプレースタイルを見直し
た。この4月にプロ転向、勝っていくために「パワー勝負は無理。タイミングや
緩急、前に出てボレーで決めるプレーだったり、色んなことができるようになっ
ていかなくては」と決めた。

■2歳年長の山崎に、そのプレーをぶつけた。もともとチャンスメークがうま
かったが、展開を数段早くして、積極的にウィナーをねらった。リスクのあるプ
レーがミスにつながる場面もあったが、「攻めている証拠」とぶれなかった。試
合が進むにつれて精度が上がり、劣勢の山崎は打つ手がなくなっていった。

■最新の世界ランキングは360位。「ランキングだけではなく、実力も少しずつ
ついてきていると思うので、それなりに手応えも感じている」と清水。全日本選
手権のタイトルは、「できれば今年、来年で取りたい」。19歳の口から、頼もし
い言葉が聞かれた。                     (秋山 英宏)

[男子シングルス3回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○田沼諒太(ワールド航空サービス)[6] 7-6(3),6-2 
●斉藤貴史(橋本総業ホールディングス)[10]

■二人は相生学院高校の同窓生、斉藤が一つ先輩だ。「背中を見て頑張って練習
に取り組んでいた」と田沼。14歳以下のワールドジュニア、16歳以下のジュニア
デビスカップの日本代表をつとめた斉藤は、田沼の目標だった。プロになった二
人は昨年、フューチャーズで初対戦、田沼が最終セットのタイブレークを制して
勝った。田沼は今年、幼い頃にテニスを始めた楠テニスクラブに拠点を移し、手
出しのボールで基本練習を繰り返した。その練習で「ベースラインの中に入って
どんどん打っていくテニス」を身につけたという。マレーシアのフューチャーズ
でプロ初優勝を果たし、最新の世界ランキングは546位、斉藤の580位をわずかに
上回る。

■田沼は「楽しみにしていた」先輩との対戦を満喫していた。斉藤は持ち前の粘
りを見せたが、田沼は思い切りのいいグラウンドストロークで相手を押し込んだ。
斉藤が1球打つたびに声を出して気合いを入れれば、田沼は静かにゲームを進め、
節目のポイントでは突然、雄叫びを上げた。

■分岐点は第1セットのタイブレークだった。「積極的に行って、ミスをしたと
しても自分で終わらせることができるように、自分から攻めていくようにした」。
アグレッシブなテニスで流れを引き寄せた田沼は、最後まで主導権を手放さな
かった。「終始、自分から攻める思い切りのいいテニスが貫き通せた」と田沼。
尊敬していた先輩からの「自信になる」1勝だった。      (秋山 英宏)

[女子シングルス3回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○松田美咲(亜細亜大) 5-7,6-1,6-4 ●田中優季(安藤証券)[14]

■大学生プレーヤーとして7年ぶりに準々決勝に進んだ亜細亜大2年の松田「ベ
スト8は不思議な感じで実感がない。(ほかの7人はシード選手ばかりだが)こ
の中でも一個でも多く勝ちたいという気持ちは、1回戦の時よりも大きくなった。
(同じ98年生まれの第1シード、清水綾乃や第2シードの小堀桃子は)ライバル
ではないが、いつか追い越したい」

*[ ]内の数字はシード順

【第6日の見どころ】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■女子シングルスは準々決勝に入る。センターコートの第2試合では、第1シー
ドの清水綾乃(Club MASA)が第9シードの本玉真唯(フリー)が対戦する。20
歳の清水は第1シードに入ってプレッシャーのかかる中でのプレーだが、2回戦、
3回戦と強打で粘る相手を振り切ってきた。19歳の本玉はここまでの2試合はフ
ルセットを戦い、3回戦では第5シードの瀬間詠里花(橋本総業ホールディング
ス)に逆転勝ちしている。2人は今年、国内のITFサーキットで2度対戦があ
り、攻撃力に勝る清水が2連勝している。

■第6シードの内島萌夏(昭和の森ジュニアテニススクール)は15シードの澤柳
璃子(リンクス・エステート)と当たる。今年5月の岐阜のITF大会で準優勝
してランキングを急上昇させた内島はまだ17歳。高校生がベスト4に進めば、09
年大会で優勝した奈良くるみ以来となる。14年大会準優勝の澤柳は、第2シード、
小堀桃子(橋本総業ホールディングス)との3回戦を気迫溢れるプレーで勝ち上
がった。

■男子シングルスはベスト8を決める3回戦。第3シードの越智真(江崎グリコ)
と第16シードの羽澤慎司(慶応義塾大)は兵庫勢対戦。22歳の越智は3度目の全
日本だが、過去2回は3回戦止まりでまだ準々決勝進出がない。一方、19歳の羽
澤は高校3年だった昨年、シード2人を破ってベスト8に進んだ。第7シードの
上杉海斗(江崎グリコ)と第9シードの福田創楽(イカイ)の対決は、実力伯仲
の好試合が期待される。2人が今年4月のITFで対戦した時には、福田が7−
5、7−5で辛勝している。                  (谷 祐一)
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[三菱 全日本選手権93rd]
開催日:10月27日(土)〜11月4日(日)
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