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タイトル [1922][TENNIS FAN]フェド杯増刊号 #4 日本は2−3でスペインに敗れ、ワールドグループ2部プレーオフへ
配信日時 2019年02月10日22時00分00秒
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          フェドカップ by BNPパリバ 2019
        ワールドグループ2部1回戦 日本−スペイン
                          増刊号 2/10 #4
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◇日本は2−3でスペインに敗れ、ワールドグループ2部プレーオフへ-----◇

【2月10日 フェドカップ by BNPパリバ 2019
          ワールドグループ2部1回戦 日本−スペイン 第2日】

■フェドカップ by BNPパリバ 2019 ワールドグループ(WG)2部1回戦、
日本―スペイン戦最終日は10日、北九州市総合体育館でシングルス2試合とダブ
ルス1試合が行われ、日本は最初のシングルスに1勝した後、シングルスとダブ
ルスに連敗して、2勝3敗でスペインに逆転負けした。勝ったスペインは4月に
行われるWG1部プレーオフ(入れ替え戦)に進出、敗れた日本は同時期に行わ
れるWG2部プレーオフに回る。両チームともメンバー交代した第1試合のシン
グルスでは、奈良くるみ(単156位)がシルビア・ソレルエスピノサ(単190位)
に競り勝ったが、第2試合のシングルスでは日比野菜緒(単123位)がジョルジ
ナ・ガルシアペレス(単161位、複95位)にフルセットで敗退。最終試合のダブ
ルスでも、加藤未唯(複47位)/二宮真琴(複23位)組がガルシアペレス/マリ
アホセ・マルティネスサンチェス(複16位)組にストレート負けした。

[シングルス第3試合]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○奈良くるみ 7-6(3),6-4 ●シルビア・ソレルエスピノサ

■初対戦の両者だが、互いにやるべきことは決まっていた。ソレルエスピノサは
奈良の得意なバックハンドを避け、フォアハンドを狙う。奈良はフォアの打ち合
いを減らし、先にダウン・ザ・ラインに展開、バックのラリーに持ち込む。終始、
その基本線に沿っての攻防となった。第1セット序盤はソレルエスピノサのペー
ス。先にブレークを許した奈良は、2−4からのサービスゲームで再びピンチを
迎えた。デュースを5度繰り返す長いゲームになったが、3度ブレークポイント
を逃れ、キープに成功する。ソレルエスピノサは「5−2にできるチャンスだっ
た」と逸機を悔やんだ。

■ここからブレークの応酬となったが、奈良は徐々にリズムをつかむ。タイブ
レークではにわかに相手のミスが増え、奈良が7−3で制した。「付いていけば、
相手はどこかで硬くなる場面があるだろう、あってほしいと思いながらやってい
た。ある程度のプレーはできていたので、気持ちを落とさずに、と。タイブレー
クは相手が硬くなって3本続けてミスをしてくれた。あれは助かったが、そこま
で自分が持っていけたのはよかった」。第1セット後半の攻防は、奈良のこの言
葉に言い尽くされている。

■第2セットも競り合いになったが、確信を持ってプレーする奈良に、大崩れの
心配はなかった。フォアのダウン・ザ・ラインへのループボールは精度が高かっ
た。弾道の高いボールを深く打ち込むと相手の返球が甘くなり、前に入っていく
得意の形ができた。「フォアハンドからコートを広く使うことができた」。奈良
の会心のプレーだった。

■「(同期でジュニア期から切磋琢磨してきた土居)美咲が昨日、惜しくも負け
てしまった。一緒に頑張りたい気持ちがあったので、貢献できてうれしい」。
チーム最多のフェド杯シングルス11勝目を挙げた奈良が、しっかりバトンをつな
いだ。                           (秋山 英宏)

[シングルス第4試合]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ジョルジナ・ガルシアペレス 6-3,1-6,6-1 ●日比野菜緒

■第2セットを一方的な展開に取って追いついた日比野だったが、最終セットに
崩れてしまった。「第2セットにいいレベルでできていたので、最終セットは
もっといいプレーをしようと思ってしまった。プレーに少し波ができてしまった」。
最終セットの第1ゲーム。ガルシアペレスのサーブをうまく返してラリー戦に持
ち込みながら、ストロークのミスがでて簡単にサービスキープを許した。続く自
分のサービスでもラリー戦でミスが続き、最後はドロップショットをミスしてブ
レークを許し、相手に試合の流れを渡してしまった。「少し(気持ちが)引いて
しまったのかな。ラリー戦に持ち込んだらこちらに分があるというのは分かって
いたのに、それをやり切れなかった」

■第1セットはガルシアペレスの高速サーブに苦しんだ。しかし、第2セットは
サーブにうまく対応して、ラリー戦に持ち込んだ。第2ゲームで早々にサーブを
ブレークすると、第6ゲームでも3度のデュースの末にこのセット2度目のブ
レークを果たした。ラリー戦では大柄な相手を動かして、ミスを誘った。相手の
弱点のフォアを攻め、ときに、相手が武器とするバックにも「自分もバックが武
器なので、そこで勝負したいというのはあった」と強打の打ち合いを挑んだ。随
所に日比野らしいプレーは見せていたが、それが白星にはつながらなかった。
                              (谷 祐一)
[ダブルス]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ジョルジナ・ガルシアペレス/マリアホセ・マルティネスサンチェス
 6-1,6-3
●加藤未唯/二宮真琴

■加藤と二宮が団体戦特有の「流れ」の恐ろしさを味わわされた。シングルス2
勝のガルシアペレスが、そのまま勢いを持ち込んだ。立ち上がりのサービスゲー
ムをブレークされた加藤は「相手を勢いづけてしまった。シングルスをプレーし
た選手に勢いがあって、つらかった」と率直に話した。土橋登志久監督は、直前
のシングルスでプレーしたガルシアペレスを「かなり足も疲れている」と見てい
たが、最後は「ほぼエラーなしにプレーしていた。見事だった」と、スペイン
チーム最大の殊勲者を称えた。

■ガルシアペレスは、前日のシングルスで時速207キロをマークしたファースト
サーブを、確率重視に切り替えた。第1セット4−1からのサービスと、第2
セット5−3と王手をかけてのサービスゲームでは、ファーストサーブをすべて
入れ、1ポイントも落とさなかった。そのパワフルかつ安定したプレーと、ダブ
ルスランキング自己最高4位のマルティネスサンチェスの巧みさが噛み合った。
36歳になり、今はダブルス専門。スピードはないが、大胆かつ冷静なマルティネ
スサンチェスのプレーを二宮は「いやらしい」と表現した。異なる持ち味のペア
に、加藤と二宮は隙を見つけられなかった。

■加藤は「3人がつないでくれたので、私たちでどうにか、という思いはあった。
相手がよかったから負けるみたいなことは……。今後はどうにかこじ開けられる
ようにするのが課題」と悔やしがった。二宮も「出る時は2−2で自分たちに
(勝負が)かかっていると思い、準備はできていたが、試合で発揮できなかった。
相手のサーブに対しても、できることはあった」。淡々とした口調に、力を出し
きれなかった口惜しさがにじんだ。              (秋山 英宏)

【両チーム監督、選手のコメント】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本チームの土橋登志久監督「ガルシアペレスは勢いを買われてダブルスに出
場してきたと思うが、最後はそれがそのまま出た。彼女のプレーは全豪の予選を
見ていたコーチ陣から、サーブが速くて、バックハンドもダウン・ザ・ラインが
良いという情報は上がっていた。フォアハンドは崩すチャンスがあると見ていた
が、初日の土居戦のタイブレークの前あたりから、無理せずにサーブのスピード
を落として安定感を出してプレーしたのは見事だった。日本の選手たちも全力で
戦ったが、なかなかサーブをブレークできず、リターンゲームでリズムをつかめ
ないので、自分のサーブにプレッシャーがかかったというのが(ガルシアペレス
に単複3勝を許した)要因だと思う」

■スペインチームのアナベル・メディナガリゲス監督「第1試合は(出場予定の)
サラ・ソリベストリモの両足にマメができたので交代させた。ガルシアペレスの
ダブルス起用は、シングルスで良いプレーをしていたので、彼女に託そうと思っ
て決めた。彼女がそれに応えてくれた。スペインはWG1部でプレーする力はあ
る。4月のプレーオフで上に上がりたい」

■シングルスとダブルスで3勝したジョルジナ・ガルシアペレス「ベストを尽く
した。パーフェクトな一週間だった」
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