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タイトル [339][TENNIS FAN] AIG特集 VOL.6.フェレールら上位シードがそろって8強へ。男女シングルスの日本勢は姿を消す
配信日時 2008年10月02日20時44分10秒
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━━━━━━━━ AIG OPEN 特集増刊号 2008.10/02 AIG VOL.6  ━━━━━━
                            
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◇フェレールら上位シードがそろって8強へ。男女シングルスの日本勢は姿を消す

【10月2日 本戦第4日】
初めて好天に恵まれた大会4日目。錦織圭が登場したコロシアム第3試合の途中、
一時、当日券の販売が中断されるほどのファンが詰めかけ、観客数は第4日とし
ては過去最多となる1万3536人を記録した。男子シングルス3回戦では、錦
織が第3シードのリシャール・ガスケ(フランス)に、鈴木貴男は第1シードの
ダビド・フェレール(スペイン)にともに敗れ、準々決勝進出を逃した。女子シ
ングルス2回戦でも森田あゆみ、藤原里華、不田涼子が敗れて、男女シングルス
の日本勢は姿を消した。男女のベスト8が決まり、男子は上位シード選手が勝ち
上がる中で、トミー・ロブレド(スペイン)、ジョーウィルフリード・ツォンガ
(フランス)、ミハイル・ユージニー(ロシア)の第6〜8シードが敗退。女子
では第2シードのアナベル・メディナガリゲス(スペイン)がサマンサ・ストー
サー(豪州)にストレートで敗れた。女子ダブルスでは、森田、中村藍子組がク
ルム伊達公子、藤原組との日本ペア対決を制して、準決勝に進んだ。

[男子シングルス3回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○リシャール・ガスケ(フランス) 6-1,6-2 ●錦織圭

■この大会で初めて見る、ガチガチに緊張した錦織だった。相手サーブの第1ゲ
ームではまともにリターンが返らず、第2ゲームではサーブを打った後に手を滑
らせて、ラケットを落としてしまった。22分で終わった第1セットは7ゲーム戦
って、取れたのはわずか12ポイント。緊張の理由を錦織は「(相手を)尊敬し過
ぎていた」と話した。2002年にジュニアで世界ナンバーワンになったガスケに、
中学時代から「すごい選手がいる」と憧れの視線を送っていた。だから、対戦が
決まってからも「勝てるという自信がわいてこなかった」という。

■コートの向こう側に立っていたのは、昨年のウィンブルドン4強、この大会の
準優勝者で、最高位は世界ランク7位の22歳だった。「僕が錦織に優っていると
すれば経験」と話していたガスケがコート上で見せた多彩な技に、18歳の錦織は
翻弄された。力強いサーブ、緩急をつけたストローク、意表を突いたネットダッ
シュとドロップショット。最終ゲームではサービスエースを3連続で決められた。
「(ガスケは)攻めが速いし、いろんなことをやってくる。相手に圧倒されて自
分の思うようなプレーができなかった」。錦織は完敗を素直に認めた。

■ただ、日本での試合ということで緊張してしまい、1回戦で敗れた昨年と違っ
て、3回戦まで進んだ今回は手ごたえを感じた大会でもあった。「去年よりサー
ブ、ストロークでミスが少なくなって、成長したなと思う」。連日、コロシアム
のスタンドは、錦織を一目見ようというファンで埋まった。「僕でいいのかな、
というのはあった」というが、大声援に後押しされてのプレーを「本当に良かっ
た」と振り返った。

■試合後のコート上のインタビューでは、「来年は優勝に向けて頑張りたい」と
答えた錦織だが、記者会見では「あれは勢いで言ってしまった」と”修正”した。
日本で年に1度だけ、ツアー大会として開催されるこの大会のレベルの高さ、優
勝することの難しさが分かっているからだ。「僕にとってはグランドスラムに値
するほどの優勝したい大会」。今回はガスケの前に手も足も出なかった錦織だが、
来年は一段と成長した姿を日本のファンに見せてくれるはずだ。  (谷祐一)

[男子シングルス3回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ダビド・フェレール(スペイン) 4-6,6-3,6-2 ●鈴木貴男

■06年大会で当時の世界ナンバー1、ロジャー・フェデラー(スイス)を相手に
フルセットの死闘を演じ、観客を熱狂させたミスターAIGオープン。今回、挑
んだ相手も第1シードのダビド・フェレール(スペイン)。声援をバックに鈴木
が素晴らしいパフォーマンスを披露。一進一退の好ゲームになった。

■第1セットは鈴木の武器、ボレーが冴えて1ブレークアップの6−4で先取。
第2セットはフェレールが6−3で取り返し、勝負はファイナルセットに突入す
る。ところが第3セットに入ったあたりから鈴木の右足のマメが悪化。思うよう
に地面を蹴れなくなった影響で、サーブの威力が半減してしまう。こうなると最
後はフェレールが実力の差を見せ、2ブレークアップの6−2で熱戦に終止符を
打った。

■「鈴木は素晴らしい選手だった。第1セットはボレーに苦しめられたが、第2
セットからは自信を持ってプレーすることができた」とフェレール。2回戦に続
き3回戦もファイナルセットにもつれ込む辛勝となったが、「自信を持ってプレ
ーすれば何も恐れることはない」と精神的な強さをアピールした。

■一方、今シーズン、デビスカップ・フィリピン戦での勝利を除いてはシングル
ス未勝利だった鈴木。「最近まで自分の中のイメージと実際のプレーがかみ合わ
ずに苦労したが、焦ることなく、一つ一つできることをこなしていこうと思って
いた。また、AIGオープンが来れば何とかなるだろうと思っていた。そんな状
況で実際に2勝できたことには満足しているし、ATPポイントが取れたという
点からもホッとしている」と自分自身に及第点を与えた。    (成瀬悦朗)

[女子シングルス2回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク) 6-2,6-1 ●森田あゆみ

■18歳同士の対決は、ランキングの差がそのまま表れる結果となった。森田と第
1シードのウォズニアッキ(デンマーク)は、ジュニア時代から何度も対戦して
きたライバル同士。しかし、現在のランキングは森田の136位に対し、ウォズニ
アッキは16位。ツアーでの対戦は初めての両選手だが、森田はランキングの差を
少しでも埋めたかったに違いない。

■出だしは「良すぎるくらい良かった」という森田が先行する。第1ゲームのウ
ォズニアッキのサーブをブレーク。自身のサービスゲームもキープし、2−0と
なった。しかし、ここから6ゲームを連取され、2−6とウォズニアッキに奪わ
れた。第2セットもウォズニアッキを崩すことができなかった森田は1−6で落
とし、ストレートで敗れた。

■「打ち合いになると、自分が走り負けていると感じて、無理に決めにいってミ
スが早くなった」ことが敗因の一つと分析した森田。「ループボールや甘いボー
ルをドライブボレーで決めにいかなくてはいけないのに、その見極めが試合の中
」と課題も口にした。同世代のライバルたちが世界のトップへ上り詰めていくこ
とにも「焦りはない」(森田)。やるべきことを明確に自分の言葉で語った森田。
今後の成長が期待できそうだ。                (酒井朋子)

[本戦第5日の見どころ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前年覇者フェレールと今季大躍進のデルポトロが激突!

■男女ともベスト8が出そろった。男子は上位4シードが順当に準々決勝に勝ち
進んだ。前年覇者で第1シードのダビド・フェレール(スペイン)、準優勝者で
第4シードのリシャール・ガスケ(フランス)、AIGオープン初出場の第2シ
ード、アンディ・ロディック(米国)、北京五輪銀メダリストの第3シード、フ
ェルナンド・ゴンサレス(チリ)。そこに、今季大躍進の20歳、第5シードのフ
アンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)が絡むのだから、優勝争いがます
ます楽しみになってきた。

■第1シードのフェレールは初戦の2回戦、3回戦とも3セットにもつれたが、
いずれも最後はきっちり締め、勝負強さを見せている。対するデルポトロは、3
回戦で第11シードのヤルコ・ニエミネン(フィンランド)を68分で圧倒した。両
選手とも武器はリターン。今大会開幕までの「サービスブレーク率」はデルポト
ロが34%、フェレールが30%。相手のファーストサーブでのポイント獲得率は、
ともに34%の高率で、1位ラファエル・ナダル(スペイン)の35%に迫る。前年
覇者と今季すでに4大会を制した新鋭の激突は見逃せない。

■女子は第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)は、ジュニ
ア時代からのライバル森田あゆみに完勝し、ベスト8に進出。準々決勝では、今
シーズン復調著しい31歳、第7シードのタマリネ・タナスガーン(タイ)と対戦
する。ドローの下半分は、第2シードのアナベル・メディナガリゲス(スペイン)、
第3シードの鄭潔(中国)が消え、混戦模様だ。その中で不気味な存在は3回戦
で藤原里華を破ったロシアの17歳、ノーシードのアナスタシア・パブリュチェン
コワだ。ウィンブルドンで3回戦に進んだ新鋭は、準々決勝では第5シードのカ
イア・カネピ(エストニア)に挑む。             (秋山英宏)

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