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タイトル [344]【JTA/TENNIS FAN #217】 ニッケ全日本テニス選手権大会・奈良、不田らが2回戦に進出。クルム伊達/藤原ペアも1回戦突破!
配信日時 2008年11月09日00時00分00秒
配信数 12880

財団法人日本テニス協会発行・オフィシャルメールマガジン【テニスファン】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/11/ 9 VOL.217 ━━━
 ┏━━┓ For All The People Who Love Tennis!
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【11月9日 本戦第1日】曇り空の有明テニスの森公園で第83回全日本選手権が
幕を開けた。昼過ぎから断続的に雨が降り、消化できなかった一部の試合は明日
以降に順延となった。センターコートでは「ダブルスサンデー」と銘打ち、男女、
混合のダブルスを行った。シングルスで1回戦免除のシード選手が初日からダブ
ルスで登場するとあって、会場には4500人を超えるファンが詰めかけた。女
子シングルスでは16歳の奈良くるみ(大阪産業大学附属高校)、5年ぶり出場の
不田涼子(フリー)、宮村美紀(ミヤムラテニスセンター)との先輩後輩対決を
制した早稲田大学の青山修子らが2回戦に進出。女子ダブルスでは、クルム伊達
公子(エステティックTBC)、藤原里華(北日本物産)ペアが、土居美咲(T
EAM自由が丘)、奈良くるみの高校生ペアを破り、1回戦を突破した。

[女子シングルス1回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○奈良くるみ(大阪産業大学附属高校) 6−1,6−1 
●川村美夏(早稲田大学)

■昨年の大会は主催者推薦で出場した奈良くるみ(大阪産業大学附属高校)が、
前回と同じ初日1番コートの第1試合に登場。「去年は一杯いっぱいだったけど、
今年は普段通りの気持ちで入れている」と、早稲田大学3年の川村美夏を相手に、
落ち着いたプレーぶりで勝ち上がった。

■第1セットはいきなり4ゲームを連取する快調な立ち上がり。ただ、ここから
「簡単な試合ほどミスが増えてくる」と言う奈良の悪い癖が出た。第5ゲームの
自分のサーブでは、15−0からフォア、バックがともにラインを割り、最後はダ
ブルフォールトと4ポイント連続で失ってサービスダウン。相手サーブをブレー
クして始まった第2セットも、第2ゲームで4連続のミスで再びサービスを落と
してしまった。

■それでも、ここから5ゲームを連取できるのが今年の奈良。終盤ではフォア、
バックできれいなウイナーも奪って、試合時間は1時間8分の快勝。「初戦を緊
張することなく、1ポイントに集中できた。6−1、6−1で締めることができ
たので悪くない」。自分でも納得の2年連続の初戦突破だった。

■2回戦で第4シードの波形純理(北日本物産)と対戦する。昨年、準々決勝で
立ちふさがり、4強入りを阻んだ相手。「この1年成長したことを、試合に出し
たい」と奈良は言う。先月末、2万5000ドル浜名湖国際女子で優勝。2回戦
では波形と当たり、雪辱を果たしている。「砂入り人工芝だったが自分のプレー
を出せた。今度は私の好きなハードコート。厳しい相手だけど、勝利をもぎ取れ
たらいい」。奈良にとって、自分の成長を確かめるために格好の相手になる。
                               (谷 祐一)
[女子シングルス1回戦] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○不田涼子(フリー) 6−2,6−2 ●黒田祐加(フリー)

■全日本選手権出場は03年以来5年ぶりとなる不田涼子(フリー)が1番コート
第2試合に登場。黒田祐加(フリー)と対戦した。「降雨中断があったが、1ポ
イント1ポイントに集中してプレーするように心掛けた」という不田は、リズム
を崩すことなく終始、黒田を圧倒。ストレート勝ちで順当に2回戦に進出した。

■第1セットは第5ゲームまで両選手ともサービスキープが続く。試合が動いた
のは第6ゲーム。黒田の浅くなったストロークに対して躊躇なく攻撃に出た不田
がブレーク。これで試合の主導権を握った不田は、第8ゲームも相手のサーブを
破り、このセットを6−2で先取する。第2セットも不田のペースは変わらない。
第5ゲーム終了後に降り出した雨により4時間強の中断を強いられたものの「仮
眠を取ったり、体を動かしたりしてリラックスしていたので特にストレスは感じ
なかった」という不田は再開後の2ゲームを連取。このセットも6−2で奪い勝
利した。

■「私にとって全日本選手権は優勝しないと意味のない大会。勝つためにここに
来ているし、勝つ自信もある」と不田。「復帰後、右ヒザの状態も万全だし、プ
レッシャーもない。あとはコートに入って自分のプレーを思いっきりするだけ」
とプレーできることへの喜びを語ってくれた。

■2回戦の相手は第9シードの瀬間詠里花(ピーチ・ジョン)。「彼女とは私が
小学6年生のころから対戦していないので、コートに入ってみないとどういう展
開になるか分からない。気持ちだけは負けないようにしたい。失うものはないの
で挑戦者の気持ちでぶつかっていく」。力強く抱負を語った不田の言葉から、こ
の大会への並々ならぬ思いが感じられた。           (成瀬悦朗)

[女子ダブルス1回戦]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○クルム伊達公子(エステティックTBC)/藤原里華(北日本物産) 
 6−2,6−0 
●土居美咲(TEAM自由が丘)/奈良くるみ(大阪産業大学附属高校)

■先週の東京有明国際女子オープンで優勝しているクルム伊達公子(エステティ
ックTBC)、藤原里華(北日本物産)ペア。1セットも失うことなく優勝した
勢いを全日本にも持ち込んだ。息の合ったプレーを披露して、昨年のウィンブル
ドンジュニア準優勝という土居美咲(TEAM自由が丘)、奈良くるみ(大阪産
業大学附属高校)の高校2年生ペアを簡単に退けた。

■「私は高校生ペアに負けていたので、リベンジと思っていた」という伊達。7
月の宮崎国際女子のダブルスに米村知子(アジアパートナーシップファンド)と
のペアで出場して、決勝で土居、奈良組に敗れていただけに、油断はなかった。
サービスゲームではネットを取ってボレーで主導権を握り、相手サーブでは、藤
原とともにリターンダッシュをかけながらも、意表を突いたリターンで前衛も攻
めた。最後まで攻め手を緩めず、若い2人に自分たちのプレーをさせなかった。

■土居、奈良組に与えたブレークポイントは第2セット最終ゲームの1度だけ。
サーブをきっちりキープして、相手サーブは5度ブレークという完勝に、「スキ
を与えることなく、いい初日を迎えられた」と伊達。藤原も「いいプレーができ
た」と、試合後の2人からは笑顔がこぼれた。「(復帰した)4月から、この大
会を一つの目標として過ごしてきた」。全日本にかける伊達の意気込みはこれま
での大会以上のものがある。12年ぶりに現役復帰した大ベテランがシングルス、
ダブルスでどこまで勝ち上がるか、興味津々だ。         (谷 祐一)

[本戦第2日の見どころ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
女子第1シードの中村が登場。クルム伊達もシングルス初戦

■女子シングルスで12年ぶりの大会連覇を狙う第1シードの中村藍子(ニッケ)
がセンターコート第2試合に登場する。2回戦の対戦相手は、予選を勝ち上がり、
1回戦をフルセットの末に突破した田中優季(早稲田大学)。愛知・椙山女学園
高では2005年の高校総体ダブルスに優勝、昨年の総体はシングルスで4強に
進んでいる。今季の中村は思うような成績があがらず、世界ランキングは164
位と大きく落ち込んでいる。中村にとってここ4年で3度決勝に進んでいる全日
本は、浮上のきっかけをつかみたい大会でもある。

■全日本の出場が16年ぶりとなるクルム伊達公子(エステティックTBC)は、
センターコート第3試合で19歳の加藤茉弥(フリー)と対戦する。第1日にダ
ブルス初戦を終えて、「いつもの試合前だとピリピリしてくることが多いが、今
は期待感の方が大きい」とシングルス初戦に臨む心境を話していたクルム伊達。
全日本は2連覇した92年大会以来のシングルスで、記録上は12連勝中だ。今
春の復帰後、ツアー下部大会では優勝3度という成績を残したが、独特の雰囲気
を持つ全日本はまた別もの。注目される初戦だ。

■センターコート第1試合の男子シングルス1回戦には、全日本は今回が最後と
なる寺地貴弘(旅ポケドットコム)が出場。01年と04年の2度優勝を果たし
ている寺地も29歳。このところは腰痛に悩まされ、ランキングを落としていた。
16人のシードから漏れて1回戦からの出場となったが、現役生活の集大成とし
て10度目の全日本に臨む。                  (谷 祐一)

※その他、試合のリザルトやオーダーオブプレー(試合スケジュール)など、
大会に関する詳細は下記ホームページをご覧下さい。

【第83回ニッケ全日本テニス選手権大会ホームページ】
http://alljapantennis.jp/nikke83rd/

【JTA OFFICIAL ライブスコア】
http://scoreboard.jta-tennis.or.jp/alljapan83rd/index.html

【本戦入場券(無料)はこちらから】
http://alljapantennis.jp/presents/index.jsp

【LIVE!LIVE!LIVE! 有明コロシアムの試合をライブ配信!】
http://www.tennisonline.jp/top.jsp
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